【其の二十九】懺悔
女子社会であるバイト先は正直、身が狭い。
だが、生きるためにはそこで働くほかない。
コロナ禍でバイトが限られている。
働けるだけ感謝だ。
同時に思うのは、男子社会で孤立する女子もこのくらい辛かったのかなと。
いやもしかしたら、パワーバランス的にもっと辛いのかも。
男子社会よりであった昔のバイト先で、もう少し優しくして、もう少し話しかけたりすればよかった。
話しかけてくれる人の存在のありがたみが痛いほどわかる。
もちろん自分から話しかけろというのは、
そりゃそうなのだが性差を乗り越えるのはなかなか難しい。
ノリの合わない話のなかに入っていくのはなかなかに大変だ。
昔のバイト先では思いやりが足らず、すみませんでした。